英検準1級とTOEICの難易度を比較!相乗効果を発揮する勉強法

英検準1級を取得したい!とかTOEICで730点取りたい!

なんて思う人も多くなってきたんじゃないでしょうか?英検準1級に合格すれば、センター試験を満点扱いするなんて声も出てきているようですし・・・

→ TOEIC780点、英検準1級以上ならセンター試験英語は満点扱い

でも、TOEICのほうが就職に有利だよなあ・・・なんて声もちらほらで始めて気になる?

今回はそんな悩めるあなたが迷わないよう、英検準1級とTOEICを比較しようと思います。私は英検準1級とTOEIC800点以上の両方を持っているので、どちらのメリットもデメリットも知っていますし、参考にしてもらえるはずです!

悩める英語学習者たちよ!私の意見を聞くがいい!

 

TOEICと英検準1級、どっちがいいの?

よく世間では英検準1級はTOEIC730点と換算されますが、本当にそうだと思いますか?

答えはNOです。これは私の体験からお答えできます。

TOEICというのは、基本的には統一テストなので、簡単〜中間くらいの問題が数多く出題される特徴があります。そのうちの一部が難しい高得点者向けの問題となっているんですね。

つまり、TOEICは「落とさない問題さえ間違えなければ、割りと楽に高得点が取れちゃうテスト」なんですよ。

それに比べて英検準1級はどうなのか?

 

英検準1級ってどうなの?

クッソむずい!とにかく難しい。

英検準1級のテキストを開いたことある人はわかると思いますが、まず単語の意味が分からない。長文は長い。リスニングは速い。初心者には壁が50メートルの高さに感じるかもしれません。

 

実は私も同じ体験をしました。カナダのバンクーバーへの2ヶ月半に渡る語学学校を修了した後です。

「さて英検準1級でも勉強するか!!」なんて意気込んでテキストを買ってみたものの、開いてみて呆然としたのを覚えています。

「これはマズイ・・・!難しい・・単語わからん・・・」

これが当時の私の感想です。その後フィリピン時代を経て英検準1級に合格しました。ニュージーランドへの留学直前に受けたTOEICの点数は、TOEIC対策をしなかったのに800点を軽々超えてました。

英検準1級恐るべし・・・!というわけで結論から言うと、

  • 英検準1級→TOEIC730点は余裕
  • TOEIC730点→英検準1級は地獄

ってことでしょうか。ナメてかかると火傷するのが英検準1級の怖いところです。

まあ、そんな体験談は置いておくとして、その価値はどう違うのか?って話をしたいと思います。

 

TOEIC崇拝の狂った日本?

日本は世界でも特にひねくれた国でして、企業はなぜか履歴書に書かれたTOEIC800点に夢中。

英検準1級って言っても「はっ?」って顔されます。

こっちが「ああん!?」だわ!!

なんて思ったのは内緒ですが、英検準1級の価値って理解されづらいんですよね。受けたことのある人が圧倒的に少ないからなんですけど。

 

日本における価値感で言えば「TOEIC >>> 英検」くらいになると思います。

でも海外に行くと、TOEICにはあんまり権威がないので、「英検 > TOEIC」くらいには逆転できます。忘れがちなんですが、英検は「日本の威厳ある英語資格」ですからね。海外の大学だって留学できちゃうんですよ。

ちなみに日本では「TOEICはビジネス英語や!」とか言われてますが、そんなのは甚しい間違い。

TOEICが目指しているものはコミュニケーションのための英語であり、より日常的に実用的な基準をもってテストが作成されていることを忘れないようにしてください。

 

もうわかりましたよね?

日本の社会は、英語に対して歪んでいるので「TOEICこそ神だ!TOEIC出来るやつ雇っとけ!」みたいな、よくわからん新興宗教が流行っている気がしています。この風潮どうにかならんかね?

※とはいえTOEICで900点取れるのは、純粋にスゴイと思っているので、そういう人は尊敬してますけどね

 

英検準1級とTOEIC。結論はどっち?

じゃあ、「どっちを取ればいいの?」ってことになるんですが、私の経験に基づく結論はこんな感じ。

・ゆくゆくは海外に出たい。英語は単なるコミュニケーションスキルだ。 → 英検準1級をとっとけ!
・僕はサクッと良い点をとって、とにかく大企業に就職したい! → TOEIC沼へようこそ!

企業に勤める頭の固い人々にとっては、共通認識として刷り込まれているTOEICの方が断然見栄えがいいのです。

雇う側としても、TOEIC取ってるやつなら頭いいだろ!みたいな勢いがあります。嬉しくない。

ってなると「手近なメリットだけでなく、将来的に英語を積み重ねていきたい」というように、ライフワークとして「英語の能力」を考える人には、頑張って英検準1級を取得しておくほうがオススメ。こっちの方がメリット多いもん。

でも、「せっかくだしTOEICも英検も両取りしたいよ!」そう思った欲張りは、ここから下が参考になるかも。

 

TOEICも!英検準1級も!どっちも伸ばす勉強法

ぶっちゃけてしまうと英検準1級もTOEICも価値観とか枠組みの違いでしかなくて、究極的にはどっちも「英語」なんですよね。

この思考にたどり着ける人は、長きに渡って英語を頑張れる人です。TOEICだろうが英検準1級だろうが、それぞれに得意分野があるってものなんです。

  • 英検準1級:質の高い英語力。語彙力やスピーキング、ライティングとカバー範囲が広い。
  • TOEIC:とにかく負荷のかかった英語が得意。レスポンスが速い。

私は英検とTOEICの両方を教えてきた立場なので分かるのですが、それぞれ使う筋肉が違うんですよ。

陸上でいう短距離走と長距離走みたいな感じです。短距離がTOEICで、長距離が英検って考えると想像しやすいかも。2時間で200問って、結構きついんだよね・・・。

TOEICは瞬発力の勝負なので負荷が強いんですよ、脳に。どちらかというとのんびり屋の私にはあまり合わないタイプの試験です。

 

それに対して英検準1級は、サラリと質の高い英語を求めてくる感じなんですよね。

「探求」って言葉がぴったりかも・・・。英検準1級は実用的で奥が深い部分を突いてくるんですよ。だから難しい。

「TOEICも英検準1級も両取りできるなんてウソじゃん!」みたいに思わないでください。両方とも「究極的には英語」なので、ちゃんと正しい方向で勉強すれば両方とも伸びると私は感じてます。

インナーマッスルや体幹を鍛えると、全てのスポーツに応用できるのと一緒だと考えてみて下さい。

 

英語体幹の鍛え方

もうすこし実践的にみていきますと、じつはクロスしてる部分が意外と多いのです、この2つは。

語彙力は求められてるレベルが全然違うので参考にはならないんだけど、例えばリスニング。TOEICのパート4と5は勉強になって、英検準1級のリスニングにも応用できる。

他にも、パート5の英文法の問題は基礎力を底上げすることができるし、TOEICのリーディングは簡単な英文なので速読力やスキミング力を上げるのに申し分ない教材になります。

 

TOEICと英検準1級は横断的に勉強できるので、足りない部分を補うことができるんですね。でも、私の中の想定では英検準1級 >> TOEICなので、TOEICで700 〜 800点を狙う人に英検準1級はオススメしません。

※900点狙うなら英検準1級は勉強しておいた方が良いかも・・・という程度です

とにかく英検準1級の合格を目指す人にとってTOEICは、補足的に苦手分野を補える優秀な教材となり得ます。

TOEICは問題の質も高い練習問題になるのでオススメです。試してみてください。

 

まとめ

最後はとりとめのない「おまけ」が入りこんでしまった感じだけど、英検準1級とTOEICの違いはちゃんと理解してもらえたと思っています。

英検準1級って難しいから根気がいるし、一発で受かることも難しいのですよ。だからこそ、僕は声にだして言いたいんですよね。

英検準1級ナメてんの?って。

そんなことは置いておいて、話を「英検準1級とTOEICどっちがいいの?」に総括すると、

英検準1級:英語力も高い証だし、将来的には価値のある資格になる
TOEIC:瞬発的に人生を助けてくれる。企業からの評価はムダに高い

となるかと思います。どこに価値を置くかはあなた次第。でも一つデメリットがあります。

TOEICの賞味期限はたったの2年ということですね、残念ながら。点数を取得して2年後には、その点数は経歴として使用できなくなります。その点において、英検準1級は長く保有できて消滅しない(試験がなくならない限り!)ので、持っておく価値は高いと私は考えます。

ほら、もう答えは出たよね?

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